2016年11月16日水曜日

作品の進行状況



こんにちは、陶芸の濱野佑樹です。

いよいよ作品の制作も大詰めを迎えています。轆轤で成形して乾燥後、800度で素焼きを行い、これから釉薬をかけ、窯で1240度で本焼きします。
割れたりしないか…。ドキドキです。

写真は素焼き後、釉薬をかける前段階です。




無事に焼けるのか…。
実は焼けています。 笑


これからこの作品がどのように展示されるのか、会場に是非お越し頂きご覧下さい。
よろしくお願いします。

2016年11月14日月曜日

制作について 長谷川大祐

こんにちは、鍛金の長谷川です。

毎晩、銅板を叩いていますので近所の目が心配なこの頃です。

思い描いた形に叩けずに、3日ほど同じ箇所を叩きまわすこともあれば、
1日ですんなり出きてしまうこともあります。

時間をかけて制作した部分よりも
さっと叩いた部分のほうが、いい具合に力が抜けていて良い時もあります。

最近は、あまり力まずに、ぼかしながら叩いています。



8月頃、くっきり目の叩き方

 11月頃、ぼかした叩き方が気に入っています。



展示会の歩みと今回の展示のご紹介

◆ 展示会の御案内
平成28年11月26日(土)から
12月6日(火)までの10日間(会期中休館日:12月5日)、上野の東京都美術館において第5回都美セレクショングループ展『月火水木金土日「想いアラタに」』を開催致します。
本展覧会は、東京都美術館の都美セレクショングループ展公募によって多数の応募の中より選ばれた工芸作家のグループ「月火水木金土日」による企画展です。平成26年に引き続き東京都美術館より選抜され、本年で4回目の開催となります。平成24年の「想いを繋ぐ」、平成25年の「想い、巡る。」、平成26年の「いろに想う」では、多くの方にお越しいただき沢山の反響を賜りました。これもひとえに皆様方のご支援ご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。
 4回目の開催となる今回は、陶芸、染織、木工、金工、ガラスのジャンルから16名の工芸作家が集い、“ 想いアラタに ”工芸を見つめ直し、未来への道筋を表現する大きな“ サイン ”を会場に描きだします。素材からスタートする私たちの工芸に対する“ 想い ”という道筋は、光により派生しながら未来への地図を描き、繋がります。その道筋を辿れば、一人一人の作品に辿り着き、それぞれの未来への展望が示されます。様々な年代の作家による幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材がもつオリジナリティ溢れる作家の創作における、「アラタなサイン」に直に触れていただけるような展示会を目指しています。そしてなによりも、 作品をご覧いただく皆様に喜んでいただけるよう作家一同邁進して参ります。

画像で見る展示会の歩み

第一回 「想いを繋ぐ」

第二回 「想い、巡る」
                                    撮影  花田竜一

「いろに想う」
                
(C) 2014 SAWAMURA Yusuke