2013年8月1日木曜日

協賛のお願い


ただ今HP準備中ですが
皆様のご理解、ご協力をいただけましたら幸いです
どうぞよろしくお願いいたします
                     メンバー一同



時下
ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、平成25年11月8日(金)から15日(金)までの7日間、上野の東京都美術館におい
て第2回都美セレクショングループ展「想い、巡る」を開催する運びとなりました。
本展覧会は、東京都美術館のセレクション公募によって応募総数31通の団体より選
ばれた、工芸作家のグループ「月火水木金土日」による企画展です。前年度に引き続
き東京都美術館より選抜され、本年で2回目の開催となります。
昨年の展覧会「想いを繋ぐ」では、多くのお客様にお越しいただき沢山の反響を賜
りました。これもひとえに皆様方のご支援ご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。
今回は、陶芸、染織、木工、漆芸、金工、ガラス工芸のジャンルから11名の作家が
集いました。前年よりも更に多分野に渡る幅広い工芸作品を展示致します。
「工芸」の魅力や芸術作品としての新たな可能性を提案し、作家の創作における「想
い」に直に触れていただけるような展覧会を目指しております。そしてなによりも、
作品をご覧いただく皆様に喜んでいただけるよう作家一同邁進して参ります。
しかしながら、企画の運営や展覧会の内容の充実を目指すにあたり、資金面で大変
厳しい状況にあるというのが現状でございます。ぜひとも本展覧会の主旨をご理解い
ただき、ご協賛を賜りたく、ここに謹んでお願い申し上げます。

<御礼広告・その他>
ご協賛いただきました企業協賛様のご芳名は、展覧会の案内リーフレットに協賛者
様連名の御礼広告を掲載いたします。「月火水木金土日」のホームページ、報告書に
も合わせて掲載させていただきます。
個人協賛者様のご芳名はホームページのみに掲載させていただきます。また、個人
協賛者様は11月8日、10日に東京都美術館にて開催予定のワークショップへ無料でご
招待致します。詳細は後日メール又は書面でご連絡差し上げます。
※原稿締め切り等の都合上、誠に勝手ながら掲載は9月1日までにお申し込み下さい
ました方の御芳名に限らせて頂きます。

「想い、巡る」ホームページ:http://www.omoiotsunagu.com/

協賛のお願い
<申込書取得先・お申込方法>
協賛申し込みpdf:http://omoiomeguru/kyousan/kyousan.pdf
・上記にアクセスし、協賛申し込みpdfをダウンロードして必要事項をお書きいただき、下記メールアドレスへお申し込みください。
申込先:omoimeguru@gmail.com
・ また、下記の宛先までfax又は郵送でもお申し込みいただけます。
<協賛金>
法人・企業・団体様 一口 1万円
個人様 一口 5千円
(何口でもご協賛いただけます)

<お振込先>
ゆうちょ銀行
記号10090
番号29363261
都美セレクショングループ「想いを繋ぐ」
※ 領収書は各銀行にてお振込み頂いた際の振込み受領書をもってかえさせて頂きた
いと存じます。
「想い、巡る」実行委員会の領収書が必要な場合には、その旨ご連絡下さい。

<お問い合わせ先>
月火水木金土日「想い、巡る」実行委員会
代表 小島秀子
連絡先:047-366-8469/omoimeguru@gmail.com
〒271-0092 千葉県松戸市松戸1794
fax:050-3027-1808


作家一同、一丸となって、より多くの皆様にお楽しみいただけるような展覧会を実
現すべく、一層の努力を重ねる所存でございます。
誠に恐縮ではございますが、是非とも、事情ご拝察くださいまして、皆様方のご支
持ご協力を何卒賜わりますよう、宜しくお願い申しあげます。




月火水木金土日「想い、巡る」実行委員会

2013年7月31日水曜日

入れるもの、入るもの

さて…そろそろ今回の「想い、巡る。」に向けた作品について
少しづつ書いていこうと思います

前回の「想いを繋ぐ」では
都美術館の公募展示室という今まで経験したことの無い大空間で
何を作りたいのか…とても悩みました
その中で浮かび上がったイメージは
展覧会のタイトルと空間に浮かび上がる白 でした
そこから具体的な形が出て来て
最後に見せ方…装飾の部分ですね に悩みました
成形も今までやったことの無い形とサイズでしたから
非常に苦労しました →こんな… こんな
そして自分史上最大の作品が出来上がったのですが
美術館という会場の雰囲気にも助けられ
自分で納得の行く展示ができました →こんな

そして今回は都美術館のギャラリーBです
前回よりもコンパクトな会場ではありますが
メンバーも11人になりましたし 想像よりも展示スペースは広そうです
でも タイトルはもう決まっています
色も白です
形も大体決定しました(作るのはこれからですが…汗)

こう考えていくと
前回も今回も展示スペースが作品イメージのキーとなっていることがわかります

いつものうつわを作る作業とは取り組み方がだいぶ違うものですね
うつわは食べ物や何かを「入れるもの」です
これから作る作品は展示スペースという入れものに
「入るもの」です
でもどちらもその周辺に纏う佇まいを大切に
じっくり制作していこうと思います



2013年7月30日火曜日

じいちゃんの糸巻き * 原点 *




以前の自己紹介『木漆工芸 北原進』にも書きましたが、わたしは幼い頃から木でなにかしら"もの"を作って遊ぶのが大好きでした。

きっかけは漆工と木工の仕事をしていた祖父から、この凧の糸巻きをもらったことだったように思います。

これは今から100年ほど前、わたしの祖父が子供の頃に自分で作ったものです。

小さなわたしが凧揚げをして遊べるよう、手直しをしてくれている祖父の様子をよく憶えています。

それはとても楽しい記憶で、わたしも木でいろいろな"もの"を作って遊ぶようになりました。

といっても、5歳になるかならないかの子供が釘と金づち、そしてノコギリを使って遊んでいたわけですから、漆工の父からは「なにやってるんだ!!」と怒られてしまいます。

そんなとき祖父が「おれは進がなにか作っている姿を見るのが好きだ。好きにさせてやれ。」と言って、わたしにその"ものづくり遊び"を続けさせてくれたのです。

たぶんこれがわたしの原点。

それから現在に至る過程で、楽しい遊びだった"ものづくり"は、わたしの仕事になりました。

作家として作品制作にとりくむことができる日々は大きな悦びに満ちたものであると同時に、苦悩のようなものも与えてくれます。

迷ったとき、苦しくて立ち止まりそうになったときには、この原点に立ち戻って力をもらい、また歩き出す・・・"じいちゃんの糸巻き"は、わたしにとってそんな原動力になっている気がします。

新投入!

蒸し暑い日々が続きます・・・

制作は毎日続くわけで、以下に快適に作業をするかが勝負です

特に夏はしんどい・・・

クーラーをかければ快適ですが

片乾き(KATAGAWAKI) ※片方だけが乾きゆがみを引き起こす

こいつが怖いので風を拡散させようと 

壁掛け扇風機 を新投入いたしました この古めかしい室内にピッタリ!(笑


そしてもう1つ アラカンの替え刃も4つ買い占めてきました

形作りには欠かせないこいつは 荒削りにものすごい力を発揮します
陶芸の道具って他の用途のものを流用する事が多くその方が便利で使いやすいものがありますそうです。概念を捨てる・・・今自分の制作の中で 重要な「キーワード」の1つです概念を作っているのは自分自身なんですから




2013年7月29日月曜日

小島秀子−3 矢羽根模様

前回、私の好きな模様のドットについて描きましたが
他に好きな模様に矢羽根模様があります。

草や木の枝にも似た形が好きです。

絣や綾織り、いろいろな技法で表現しています。