2012年8月11日土曜日

チラッ…つづれ織のヒミツ

織(綴織) 鶴田です

画像1)制作風景


綴織(つづれおり)では色糸をたくさん使うため
棚には色別に分けられた糸たちがいっぱい



画像2)手元

手元に近づいてみると・・・
このように緯糸(よこいと)は端から端まで全部を通さず
織り出したい図柄に合わせて部分的に入れていきます


「何で図柄が出てくるの?」
とよく尋ねられますが、この画像で「?」が解決したでしょうか



エスキース初披露

こんにちわ、染色の桂川美帆です。
いよいよ日曜日から展示が始まります〜なんだかソワソワしています。


今日は、今回展示する作品のエスキース(染める前に描いた絵)をお見せします。

あまり人には見せないので、お恥ずかしいのですが、、、

こんな感じで、絵の具で描いてゆきます。
ろうけつ染めは、防染と染色のプロセスを間違えると
色も形もとんでもないことになって、しかも後戻りはできないので
最初に気楽に楽しく絵を描いてから
イメージと表現したいことを壊さないように、
技法と噛み合わせてゆく感じです。
そして、技法のデメリットも逆手にとって生かしたい!
というのが、私にとっての重要ポイントです。



ちなみにこの作品のタイトルは…

『7つの心と今日の夢』


「花が咲くまでの わずかな時間にも
いくつもの気持ちが
現れては 移り変わって
見える世界も 気分次第

1つの事も
たくさんの集合体

日々の心を映してる」



そんなイメージで制作しました。
文章にすると少し恥ずかしいですね…
作品を通して、皆様の心に届くと幸いです。
実際の作品も是非観にいらしてください〜


搬入前

金工の長谷川です。

搬入の様子をちょっぴり。

軽のバンに積み込み中・・・

古い作品から~

最近のものまで~。

東京都美術館へ出発。

陳列道具

染の土屋直人です。

広幅の陳列に使う丸棒の細工を終了しました。
さて、これをどのように使うのか会場でご覧下さい。


2012年8月10日金曜日

いよいよ…







こんにちは




いよいよ展示が目前ですね!今日、やっとメインの作品が完成し、少しほっとしている頼高です。(まだできていないものもあるけど…涙)




私にとっては卒業制作以来の大きな発表の場なので、自分の中でも一つの節目のような気持ちです。大学を卒業して3年目ですが、仕事をしながら夜中や休みの日に制作をコツコツなんとか続けてきたことを、このような形でお見せすることができる機会を頂けて、本当にありがたいことだなあと思います。


技術的にも、表現の部分でも、まだまだだなあとつくづく思う毎日ですが、楽しく制作することができましたし、自分はやっぱり七宝が好きだなあと、やっと分かった気がします。




会場で見かけたら、ぜひお声掛けください!


制作過程

金工の長谷川です。
最近の写真をいくつか。

スチール撮影中。

搬入準備。

小物を4点。

1つ着色。

いよいよ!!

織の加藤富喜です。
いよいよ、明日、陳列日です。
この大きなカバンの中で作品が出番を待っています。
明日、このカバンを持って美術館に出発します!!
ドキドキ・ワクワクで興奮しています。

2012年8月9日木曜日

搬入第一弾!

先日、第一弾の搬入を終えました
作品を送っての搬入の人はこの日必着でした
たくさんの荷物が届いています























その他、企画展示台やその他個人の台
大きな作品をこの日のうちに運んでしまった人もいます
展示に必要なこまごまとした道具などもあって
かなりごちゃごちゃしています(笑)
その中でも一番スペースを取っていたのは
やはり展示に使う台ですね
スタッキングできないものがほとんどなので
倉庫の半分は展示台で占められていたと思います

その中で、これが私の使う台です























まだ枠のみですが…一応スタッキングできています
それでもこれだけの場所を取っています
さて…これに乗せる作品は???

まだ窯の中…
展示搬入は初日の前日です








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チラッ !!

染の森田麻里です。

制作中のものをチラッとお見せします。
ちょっと変な鳥ですが・・・
フェイスブックの私のマークにもなっています。
もともとは、帯地用に考えた模様です。

会期中会場にいますので探してくださいね。


2012年8月8日水曜日

制作過程2


 金工の鈴木祥太です。

非常に暑いこの頃、展示まで1週間を切りました。



現在鉄を鏨(タガネ)で荒らしています。(写真中央)



暑い中、常に地味で果てしない作業ですが、なんとかやっています、この後も色々な工程が続きます。



このタガネ、頭の部分がかなりつぶれて来ているのですが、それだけ強い力で、何十何百万回と打ち付けた証拠でもあります。



もともとタガネは鋼の棒材で自分で削って形作るのですが、かなり長い時間もしくは強い力で使っていくうちにこのようになっていきます。(写真右)

























2012年8月7日火曜日

まだ染めてます

染の坂田峰子です。

百貨店の「冷房」に体力を奪われた1週間でした。
まだ染めてます。


2012年8月6日月曜日

いよいよ展示

 織りの小島秀子です。

いよいよ展示が近づいて来ました。

 今、メンバーは最後の作品制作や展示準備に追われて、暑い熱い夏を過ごしています。
思えば、1年前の夏、都美術館の グループ展公募の応募を見て「これだ」と思い、
グループ設立、展示企画計画、展示模型制作、ポートフォリオ制作と、都美での展示への想いを胸に暑い熱い夏を過ごしました。
そして今夏、いよいよ念願の展示が実現します。

私たちメンバー18人は皆、年齢も分野も、所属する団体も、どこで勉強したかも皆違います。ではなぜこのメンバーなのか・・・・
物を作る作業は孤独な作業です。
だからこそ繋がる事が大事。
私たちは今回「繋がる」をコンセプトに掲げています。
そして今、このメンバーである事が必然だったのだと強く感じています。
きっと、これから実際に展示をすることで、これは確信に変わるのだろうと思っています。

企画が始まってからは、毎月メンバーで会議を重ねて来ました。が、遠くてどうしても会議に参加できないメンバーもいます。そんな私たちにとってSNSでの会議や意見交換はとても大切な物でした。そういう意味で私たちのグループ展示は今の時代だからそこ実現できる企画といえます。

展示が押し迫ったこの時期になると、心は焦りと高揚感でいっぱいになります。
でも、そんな中で一番強く心を占めるのはいろいろなことや物、いろいろな人への「感謝」の気持ちです。

私は普段絹の仕事を中心にしています。機械製糸の糸も使いますが、赤城の座繰り糸が好きで良く使っています。写真は繭から糸を手繰りでとっている赤城のおばちゃんです。
こうして糸を作って下さる方に感謝。そして何よりも、人が絹糸をとる為に家畜となってしまった蚕に感謝。



さて、私は今回、着物を4枚出品しますが、織り上げた着物は仕上げをしたら、展示の為に着物の形に仮仕立てします。用尺を測って何度も何度も確認しながら鋏を入れます。
これが、制作の最後段階になりますが、この時が一番緊張するのです。



今回はこのあと「絵」を描きます。
これは私の中で「着物のポスター」と言う位置づけです。
いつもの仕事と違うのでうまくできるかどうか・・でも上手な事に意味があるんじゃない・・この意味に今回の私の展示で求めたことの答えがあるのでは・・と思っています。
さて、どんなものができるか楽しみにしていて下さい。




2012年8月5日日曜日

あれが…こんな風に……制作過程その2

陶磁 泉です
先日お見せした制作過程(コチラ)の続きを少し…

こんなんなりました〜!



































って 局部アップすぎてよくわかりませんね(笑)
でもこの先は都美の会場でのお楽しみです♪
あれやこれやハプニングはいろいろ起こっておりますが…

月火水木金土日 -想いを繋ぐ- の展示ももうすぐです

何とか無事 焼き上がりますように……!




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