2012年5月19日土曜日

木工のしごと場


木漆の北原進です。

木工のしごと場をご紹介します。


 さまざまな木工の道具がところ狭しと並んでいます。



 木工のしごとは細かい木屑の埃がたくさんでます。作業をしているわたしの横で木屑をかぶっているこのラジカセは、30年以上も前のものですがまだまだ現役です。ここから流れてくるラジオにひとりツッコミをいれたりしながら、しごとをしています。

 奥に立てかけてあるのは木地作りに使う材木です。


 ここは刃物を研ぐ水場。たくさんの砥石がおいてあります。



 しごと場の出入り口。もともとはわたしの父が手作りし、後にわたしが手直しをしながら現在にいたっています。うちの工房はわたしが生まれた年に父が建てたもので、わたしと同じ45歳です。木曽は信州のなかでも春がやってくるのがおそい地域で、5月半ばくらいまで桜が咲いています。その季節になると、こんなふうに工房の中にも花びらが入ってきたりします。



2012年5月18日金曜日

工房・教室風景 土屋染色工房

毎週水曜日に開いています「染色教室」を紹介します。
120センチ幅の作業台が型付けなどの舞台となります。

教室

引き染する時には、小机は車が付いていて、作業台の下に
コロコロと入ってしまいます。



右の小幅は浴衣の型付けをする準備中の所です。
奥の左手が水場ですが紹介は次回とします。

2012年5月17日木曜日

作業机









こんにちは 頼高です。
本日は私の作業場をご紹介します。
が、作業場と言えるほど立派なところではなく…
アパートの狭い部屋にあるこの作業机で制作しています。
実は小学1年生から使っている学習机です。




作りがしっかりしていて電気もついていて引き出しも沢山あるので、なかなか便利です。




机の上には画集やら資料やらが積んであります。


工芸をする人とは思えないごちゃごちゃぶりですが…O型なので仕方がありません。



手前の板は「すり板」といって、糸鋸の作業で使う道具です。


奥の赤と緑色のものはチップスターの空箱です。


丈夫で高さが丁度よいので、ヤスリやホセを立てるのに使っています。










2012年5月16日水曜日

作業場・作業風景シリーズ ~ 佐藤典克 編 ~

僕の嫌いな寒い時期が終わり、大好きな夏の足音が少しずつ聞こえてきました

(梅雨の事は忘れる事にします)

ついに始まりました 作業場・作業風景シリーズ!!

先日のブログで轆轤を紹介した際に作業場の全容が見えてしまった気もしますが

角度を変えご紹介したいと思います

私の作業場は アトリエ 兼 教室 ですので教室のある前日の夜には

何事もなかったかのように掃除をしなくてはいけません(少しサボりがちですが・・・)




築40年の平屋を改装?!?して作業場にしていまして、建築用の足場パイプを轆轤の上に組んでいます

右の写真は 生徒さんと、僕の共同置場(生徒さんのは2段だけですが)

通称:うま です

うま・・・・なんで、うま、なのか・・・それは・・・学校では教えてもらっていないこと(笑

他にも押入れの中を改造して うま を増設しました

大家さんはきっと許してくれるはず(信じています)


おお!制作風景を忘れていました、現在絵付け中の水差し&菓子鉢の写真です



















絵の具・スポンジ・撥水剤・ビニールテープ。こんな材料を駆使して、ペタペタと日々勤しんでいるわけです

都美ようの作品は?と思われることでしょう

そうです・・・うまの一番上に完全に作りかけの物体がありますよね

展示まで残り約3ヶ月・・・張り切ってまいりましょう(汗

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2012年5月15日火曜日

小型撚糸機

 織りの小島秀子です。
昨日紹介しました自動糸巻き機で木枠に巻いた糸を何本か合わせてまた他の別の木枠に巻きとります。
その後、合わせた糸にこの小型撚糸機で 撚りを入れます。
左側の送り出し装置と、右側の紡毛機とを合わせて使います.。
紡毛機はかなり昔の長野の物だと思います。
工場の物と比べるとかなりコンパクトに出来ています。
いろいろな糸が作れるので便利です。




2012年5月14日月曜日

自動糸巻き機

織りの小島秀子です。
カセの糸を京枠という枠に自動で巻く機械です。
これは昔どこかの工場で 使われていた物でかなり大きい物だったと思います。
それをカットして4口にして個人で使えるように小さくしてあります。
モーターが着いているので とても作業が楽になりますが、モーターの音が大きいのが難点です。
自分で撚糸をする時に使っていたのですが、
最近はこれを使う事がほとんどなくなってしまったのでどなたか欲しい方がいらしたら譲りたいと思っています。
ご希望の方は私たちのグループのアドレスへメールを下さい。

とてもシンプルな作りになっていて糸が切れたらそのまま、カセは廻らなくなるし、糸が引っかかればその枠だけ止まるようになっています。こいうカラ繰りを見ていると楽しくなります。




2012年5月13日日曜日

刷毛

染色の大木です。

ずらりと流し台の上にかかっているのは染め刷毛です。わたしはナフトール染料を使っているのでナイロン刷毛と鹿刷毛を使っています。
仕事を始めた頃は刷毛の定位置がなく、庭の木の枝にかけたり、脱衣所にかけたりまちまちだったのですが、いまはこの流し台の上になりました。小さな窓から風もよく通り、刷毛の居場所になりました。